願い事ひとつだけ
娘はプリキュアになりたいそうです
私は聖闘士星矢のゴールドクロスに
憧れる女の子でしたので
プリキュアに憧れる娘に
我が子ながら少し距離を感じています
小さい頃から
「何者かになること」を
知らず知らずのうちに刷り込まれる
大きくなったら弁護士になりたい
と父親の会社の慰労会で発表したら
大勢の大人に笑われて
ああ、これは無理なことなのかな
と悟った日のことを思い出します
小学4年生の時
今思えば別に無理じゃない
大変だけどなろうと思えばなれる
そういう職業なのに
あの日の大人たちはなぜ笑ったのか
自分が大人になればわかるかなあと
思ってきたけれど
やっぱりわからんままです
小さい子が一丁前に
ハードルの高いことを言ったから
可愛らしくって笑ったのだろうけど
頑張る人を笑ったり
良いことをする人を貶したり
笑って馬鹿にする
もうそういう時代は
私達で終わりにしよう
ちなみに私の願い事は
「いつか印税を貰えますように」
パパの願い事は
「明日の川掃除が雨でなくなりますように」
こういう大人にはなってほしくない
でも大丈夫
そう、プリキュアならね
今日のミドルネームは
「明太子にはご飯が一番合う？！
逆だ逆！ご飯には明太子が一番！
でしょ？めんたいパークさん、お願いしますよシャキッとして！」
でおねがいします。
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